海外の木工旋盤市場はポツポツと新製品が発売されていて勢いを感じられます。日本国内のマーケットは比較にならない状況で、寂しさというか、色々感じることもありますが、そのうち変化が起こる気配も少し感じます。さて、これまではあまりブログなどで紹介することがなかった機械や道具、メーカーなどの情報もたまには流していかないといけないと思います。時々、自由にやってみます。
Wivamac ZEBRANO
発売開始は2017年とのアナウンスで発表されたばかりのエルゴノミクス的なデザインコンセプトが感じられるゼブラノです。構造的にも新しさを感じる部分があるのはいいですね。今回のゼブラノは過去のモデルとは全く違う雰囲気を出してきた感が強く、生産をアジア(世界の工場系)でやり始めたか?的な想像をしてしまいます。そんなことはさておき、なかなかかっこいいし、ヘッドストックの主軸の構造が面白いのですよね。ヨーロッパ系のブランドの木工旋盤はベルトが切れた時の交換方法にこだわりを持ってるモデルがいくつかあります。主軸を抜いたりせずにベルト交換が可能といえばわかりやすいかな?マグマ ブラックライン タイタンもそうだった気がします。しかし、このマシン、ソコソコ好きです(笑)
http://wivamac.com/en/products/lathes/zebranowoodturning
JET 1840
すでに欧米では購入できるジェットの新製品群。いかにもジェットっぽい(笑)
http://www.jettools.com/us/en/p/jwl-1640evs-16-x-40-wood-lathe/719500
http://www.jettools.com/us/en/p/jwl-1840evs-18-x-40-wood-lathe/719600
http://www.jettools.com/us/en/p/jwl-1840dvr-18-x-40-wood-lathe/719650
Laguna Revo 1836
そんなに新製品というわけではないが、そこそこ見かけるようになってきたラグナ。オメガ スタビーが流通していなくなってからブラッキーな木工旋盤ってロバスト アメリカンビューティーか、マグマ ブラックライン タイタンぐらいだったと思うが、ここにきてハービィ系も含め、皆さん黒いです。ダースベイダーチックなダークサイドイメージですね。黒い機械は嫌いじゃない(むしろ好き)からなぁ(笑)ベッドが鋳物じゃなくて溶接系のメーカーが多くなってきた近年(ワンウェイは昔からそうだけど)だけど、イイトコドリということなのか鋳物と溶接のハイブリット構造のベッドウェイを採用しているようだ。
http://www.lagunatools.com/lathes/18-36